内臓脂肪の落とし方【確実で最も効率的な方法】

内臓脂肪の落とし方は、皮下脂肪を落とすダイエットとは少しだけ異なります。食事制限など普通のダイエットでも落ちますが、効率的な内臓脂肪の落とし方があるのです。

内臓脂肪が多いメタボ体型は高脂血症、高血糖、高血圧の原因であり、生活習慣病を招くリスクが高くなります。

内臓脂肪レベルが高いままを放置すれば、言うまでもなく糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの病気になってしまうのです。

そこで、内臓脂肪レベルを低下させるダイエット方法が重要になります。

ところで、内臓脂肪レベルとは内臓脂肪の付き方を数値にしたものです。

「標準=1~9」「やや高い=10~14」「高い=15~30」と、数値によって生活習慣病を招くリスク評価が三段階に分けられています。

内臓脂肪レベルは病院で計測できますし、オムロン製の体脂肪計でも計測が可能です。

肥満には内臓脂肪型肥満(男性に多い)と皮下脂肪型肥満(女性に多い)の2種類があります。内臓脂肪型肥満とは腹腔内の腸の周りに脂肪が付くタイプの肥満です。

男性が太るとお腹がぽっこりするメタボ体型になりやすいのは、男性の方が内臓脂肪が付きやすいような体のしくみになっているからです。

逆に、女性は皮下脂肪が付きやすいので(特にお尻や太ももなど下半身)、洋なし型肥満の人が多いですね。

具体的な内臓脂肪の落とし方として、第一に食事制限を中心としたダイエットが挙げられます。食事制限をすれば内臓脂肪と皮下脂肪の両方を落とせるのです。

さらに、内臓脂肪は運動でカロリーを消費すると落ちやすい、という特徴があります。運動中のエネルギー源は内臓脂肪から持ち出されやすいからです。

運動で内臓脂肪が落ちやすいといっても、運動中にカロリーを消費する必要があります。よって、内臓脂肪を落とす運動には有酸素運動が最適です。

ウォーキングや水泳といった運動で内臓脂肪が落ちやすいということですね。

逆に、筋トレでは内臓脂肪はほとんど落ちません。なぜなら、有酸素運動と比べて、筋トレは運動中に消費するカロリーが少ないからです。

例えば、腹筋1回当たりの消費カロリーは0.66kcalです。(65キロの人の場合)

気合を入れて腹筋を50回やっても、33kcalしかカロリー消費できないのです。これでは、体脂肪が4.58gしか減りません。

また、筋トレをして筋肉を増やせば基礎代謝が上がり、上がった基礎代謝で体脂肪を減らしていく、という考え方はダイエットの常識です。

しかし、筋トレで基礎代謝が上がるというのは間違いです。

なぜなら、筋トレをしても筋肉は思ったほど増えないし(一般人が1年間で増やせる筋肉量は2.55キロ)、筋肉1キロ当たりの基礎代謝量も13kcalと少ないからです。

筋肉は鍛えると増えますが、しばらく筋トレをさぼると筋肉は退化します。よって、筋トレをやったりさぼったりしていては、筋肉は全く増えないのです。

さて、内臓脂肪を減らす食べ物として、キャベツのような食物繊維が多いもの、トマトのような脂肪燃焼効果がある(と言われている)ものが解説される場合があります。

または、脂肪燃焼系のサプリメントを勧めるサイトもあるでしょう。

しかし、こういった食べ物やサプリメントで内臓脂肪が落ちるとは考えないことです。

食物繊維には整腸作用があるけど、内臓脂肪を減らすような効果はありません。

また、トマトの脂肪燃焼効果として解説されることが多い13-oxo-ODAの成分ですが、これは血中中性脂肪改善効果があるけど、脂肪燃焼効果はありません。

また、医薬品で「内臓脂肪を落とす漢方」もありますが、効果効能を良く見れば、便秘や肥満症は書かれていますが、内臓脂肪を落とす効果は書かれていません。

誤解されやすいのが効果効能の「肥満症」で、これは肥満を改善する効果ではなく、肥満に伴う生活習慣病を改善する効果です。

よって、内臓脂肪を落とす漢方はダイエット効果がゼロです。下剤成分を入れて、排便を促して見た目のお腹ぽっこりを一時的に改善させるにすぎません。

脂肪燃焼サプリについては、さらにひどいです。何の効果効能もないのに、いかにもダイエット効果があるかのように広告で見せかけているだけです。

よって、確実な内臓脂肪の落とし方は、基本は食事制限でカロリー制限を行い、時間があれば有酸素運動を行うことです。