バナナダイエットは朝が効果的?朝バナナダイエットは効果なし

バナナダイエットはバナナの売り切れを続出させたダイエット方法です。バナナダイエットは朝が効果的とかで、朝バナナダイエットもかなりブームになりました。

テレビで芸能人が実践したとかでバナナダイエットの口コミが生まれ、ブームになったのです。

朝バナナダイエットは朝食をバナナにするだけで痩せるというお手軽さで、バナナを食べる本数は1~2本程度がよいと言われています。

バナナダイエットは朝と昼食、夜のどっちが効果が高い?というより、そもそも、バナナダイエットそれ自体に効果がなければやる意味はありません。

実際、朝バナナダイエットは痩せるどころか、太る原因になる場合もあります。

例えば、朝食を食べる習慣がなかった人が、朝バナナダイエットが痩せるからと言って朝食でバナナを食べ始めたような事例です。

実際、バナナは100g当たり86kcalあり、果物の中では高カロリーな食品です。

バナナは皮があるので可食部は減りますが、少し太めのバナナだと1本当たり100kcalを超えます。2本食べれば220kcalほどになります。

元々朝食を食べなかった人は、昼食か夕食を食べる量が多かったので体重を維持できていた人です。

そういう人が朝食でバナナを食べる習慣を増やせば、朝食の摂取カロリーで1ヶ月当たり体重を1キロ増やすことになります。

バナナを食べる本数が3本になれば、22日くらいで1キロ太る摂取カロリーになります。

なぜバナナダイエットが痩せると言われ始めたのでしょうか?

(本当の理由はテレビの影響ですが…)バナナに脂肪燃焼に役立つビタミンB群や食物繊維、むくみの改善に役立つカリウムが含まれているから、というのが理由です。

ビタミンB群に関しては、ビタミンB1(0.05mg)、B2(0.04mg)、ナイアシン(0.7mg)はそれほど多くありませんが、ビタミンB6(0.38mg)は確かに多いです。

※()内は可食部100g当たり

ただし、ビタミンを補ったから脂肪が燃焼する、というほど体のしくみは単純ではありません。ビタミン不足だと体の不調が発生しますが、そこそこ足りていたなら補っても変化はないのです。

食物繊維は100g当たり1.1gです。バナナを食べて便秘を解消させるというレベルではなく、摂取カロリーが高いことの方が目立ちます。

カリウムは100g当たり360mg入っていて、これは1日所要量に対する16%に相当します。バナナがカリウムを多く含む食品であるのは間違いないです。

それ以外には、バナナの成分で目立つものは特にありません。

バナナダイエットが痩せる本当の理由は、置き換えダイエットとして摂取カロリーが抑えられるからです。

バナナダイエットの効果はそれ以上でもそれ以下でもありません。

今まで朝食をしっかり(600kcal)食べていた人の場合、バナナ1本(110kcal)に置き換えれば490kcalのカロリー制限になります。

しかし、逆に朝食を食べる習慣がなかった人の場合、バナナを食べる分だけカロリーを余分に摂取することになり、太ってしまいます。

高カロリーになりやすい夕食をバナナに置き換える場合は、制限できるカロリーも多くなるのでダイエット効果は高くなりやすいでしょう。

しかし、バナナダイエットそれ自体に脂肪燃焼効果などは全くないので注意が必要です。